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久しぶりに、カッティングで看板を製作することにしました。
・・・というと、カッティング自体が久しぶりと思われそうですが、カッティングの作業そのものはコンスタントに行っています。ただ、一定以上大きな看板になると、ほぼ100%がインクジェットでの製作なのです。

今回カッティングで製作することにしたのは、耐候性のためと、カチッとした見栄えにしたかったためです。
人間の目は非常に優秀で、遠目に見てもカッティングシートの厚みとかが見えて(感じて)しまうので(良い意味で)、カッティングの方が会社の看板などには向いていると思います。

耐候性に関しては、実は弊社の実績データでは、5年物のフィルムを使用するよりも、品質の良いラミネート&メディアを使用したインクジェットの方が、褪色しない事がわかっています。(機密事項ですw)
インクジェットプリンターを導入した当時に「屋外耐久性は4年が目安」と言われてましたので、当時は4年以上持たせたい看板にインクジェットを貼るのは避けてきましたが、そこまで気にする必要は無いようです。ラミ無しのFFでもそこそこ持ち、「絶対ダメだ」と思っていた乳半メディアの行灯は、いまのところほとんど問題のないレベル。
但し7年物、8年物とは直接比較した実績がまだなく、未知数です。※看板の向き(方角)などによっても条件が異なってくるので、厳密には全く同じデザインの看板をインクジェットとカッティングで製作して、同じ場所に並べて設置して比較する必要があります・・・
また、インクジェットは色によって差がある事も分かっています。もちろんカッティングでも色によってかなりの差があるのですが、弊社で過去に使用してきたミマキのSS2、SS21などでは、茶色や紫には弱いみたいですね。

またまた前置きが長くなりすぎました(笑)。

予め製作したパネル(1500*3600)に、赤ベタを貼りました。やはりインクジェットの色より鮮やかですね。
「肉」の文字は1m10cm程度の大きさなので、分割です。
IMG_8402.jpg







一応弊社では1600巾までマシンカットできますが、材料が1m巾なので。

縁取り入りの文字は、先に縁取りを貼り、後で文字を貼ります。
IMG_8404.jpg







「品」の右上などにある小さな数字は、貼り位置の指示用の数字です。
リタックにマジック書きすることもありますが、パソコンでの作業中に忘れないと言う意味では、一緒にカッティングしてしまう方が楽です(笑)。

IMG_8405.jpg








完成です。カッティングもたまにやると楽しいですね。

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シャチョサン@ロゼ(看板職人)
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