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ステンレス・ヘアラインのBOXの製作です。珍しい作業ではありません。EPSN5021.JPG








2方向を折り曲げた板金に側面の蓋をTIGでくっつけるだけです。EPSN5022.JPG








強度が要求される物ではないので点付け溶接して、サンダーで面取りして仕上げます。EPSN5023.JPG









この後微妙に残った焼けをとり、全体をクリーニングします。
シート切文字を貼れば完成。

「何でも工作」の有限会社ロゼのHPはこちら
(※検索などで来られて左サイドバーが表示されていない場合は上記からHPへ入れます
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俗にノックダウン生産・・・とか呼ばれるタイプのキット物です。

EPSN5036.JPG








サイズを指定して発注すると、組み立てキットとして届きます。
梱包材以外のゴミ(端材など)は出ません。

ハッキリ言いますが、私はこの手の物が大嫌いです
理由は、誰でも作れるからです。

メーカーさんを尊重して申し上げますと、決して「悪い物」ではありません。むしろ「良い物」ですらあります。
なので、ゼロから製作する能力の無い看板屋さんは是非とも使用してください。能力のあるウチは使いません、あんまり。あんまり、ね。

今回コレを採用したのは、諸々の事情があったからです。ここのメーカーさんの物は初めてですが、別メーカーは過去に何度か使った事があります。今回は5年以上ぶりの採用。改めて使ってみると確かに便利ですねえ。EPSN5035.JPG








今回は、小さめのサイズの物を8台。ゼロから製作していたら徹夜しても1週間掛かり(あるいはそれ以上)ですが、2人が8時間労働で2日で完了。オオ!コレはい・・・・イカンイカン。

もっとキライなのはT社やS社、その他カタログ販売している既製品。例えばF社やB社等等・・・。我社にとっては天敵です。
くれぐれも申し上げますが、悪い物ではございません。個人的に敬遠しているだけです。

色々な意見はあると思いますが、私にとっては大問題です。
「こういうのを使った方が効率がいいじゃない?」
「金額が提示しやすい」
etc,etc・・・。

こういう事をおっしゃる方は、私が何故仕事をしているのかを考えた事は無いのでしょう。
私がキット物を使う事は、私自身の生き方を否定する事であります。「生き方」であって、「仕事の仕方」ではありませんよ。
私自身の生き方全うした上で、キット物を肯定するためには、一つしか方法はありません。
それは、自社で同様の製品を作る事です。

近い将来、弊社は必ずそこへ足を踏み入れます。

弊社は「何でも工作」。
何でも工作っつったら、何でも工作。
何でも工作とは、何でも工作する事。
何でも工作、なんでも工作。
なんでも工作、なんでもこうさく、なんでもこうさく。

・・・
・・・
・・・
まあ、軽く聞き流しておくんなせえ(笑)。

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数ある作業の中で、私が最も苦手とするのがコーキングです。

シリコーン・コーク材などを施工する事で、コーティングではありません。
定義的には曖昧ですが、個人的にはシーリング>コーキング(コーキングはシーリングの一種)と捉えています。36d43b23jpeg









20mm以上ある目地に、均一に充填するのは至難の業です。一説には男性よりも女性の方がこの作業に向いているとのウワサあり。

生クリームを塗るのが仕事の、お菓子屋さんやケーキ屋さんも上手なのでは?

使用したのは「変性シリコーンコーク」という種類の物で、普通のシリコンと比べて塗装が可能なのが特徴の一つです。

b55c0b33jpeg








目地巾の狭い物や、段差の無い目地では私もあまり苦労しませんよ。

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ヒーヒー言いながら鉄骨を作っています。
規模(絶対的なサイズ)はそれほど大きくないのですが、RC(鉄筋コンクリート造)ではなく、単なる重量鉄骨造の建物なので、外壁を切り取って本体鉄骨にブラケットを溶接、その上にベースプレートを溶接、さらにその上に鉄骨の主要部分を溶接という作業を行っています。EPSN5027.JPG








全て現場溶接というのは作業リスクも高く、正確性にも欠けるのでCADで設計した鉄骨をボルトで組み立てます。まあ形状は大した事ないです。というよりもかなり単純です。

その為のピン接合部分のプレートを準備。

正直言って、飽きます(笑)。

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看板屋さんの作業としては王道の、カッティングです。
既にテント屋さんがテント生地を張り替えてあります。EPSN4990.JPG











こういった物の場合はインクジェットで施工するのはかなり困難(不可能ではない)なので、カッティングか手描きが一般的です。
まあ現代的には、少々の悪天候でも施工できて、事前のデザイン確認の容易なカッティングが当たり前といってもいいほどです。EPSN4991.JPG








カッティングの欠点は、フチ取りのある文字では材料を倍使う事です。手間も倍です。
価格も倍・・・とまでは行きませんが当然割高となります。
この場合は一回り大きい白を貼り、その上から黒文字を貼ります。

作業自体は全く一般的なカッティングと同じですが、実は一つだけ異なる所があります。
材料がテント専用のものなのです。
ちょっとマイナーなメーカー製ですが、10年以上好んで使用してきた中でトラブルは一度もありませんので、非常に信頼しています。EPSN4993.JPG









街の中での作業だったので、数人のオバチャンに話しかけられました(笑)。

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とある会社にて採用していただいているA型看板です。
アルミ製で、開き止め部分は鉄のフレームにエキスパンドメタルを張っています。EPSN4995.JPG











このA型看板の欠点は、製作がモーレツにメンド臭いトコロです(スミマセン)。

材料の切断はほとんどの箇所がトメ(45°)。
アルミはチップソー、鉄はバンドソーで切断します。
ただでさえアルミは溶接に時間が掛かるところ、角パイプなので全溶接しなければ中に雨水が溜まってしまいます。
エキスパンドの針金部分を枠に一本ずつ溶接し、錆止め塗装したところです。EPSN4996.JPG









こんな感じで折りたたみできます。EPSN4998.JPG








この上にはプランター程度の重みの物であれば、錘として置く事ができます。

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建植看板を設置する場合、予め組み立てた鉄骨をクレーンで吊り上げて設置するのが一番手っ取り早いのですが、クレーンが使えない場合もあります。
例えばクレーンの設置スペースが無い、或いはかなり離れた場所に設置しなければならない(必要以上に大きなクレーンが必要になってしまうので、予算の都合も関わってくる)、建造物が極端に大きいなどなど・・・。

今回は道路脇への設置。
クレーンを据え置きするのが全く不可能ではないのですが、予算や作業時間、難易度などを天秤にかけると、人力での施工が良さそうです。VFSH0004.JPG








最初に小さな支柱を建てます。
各支柱のレベルを決定します。また根元部分の補強にもなります。

なんと、砂利が凍って固まってました。VFSH0005.JPG









レベルはこの機械で測ります。EPSN4989.JPG











この後、人力で一本ずつ支柱を起こして溶接しました。

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以前は頻繁にやっていたのですが、最近はあまりやりません。
パソコンが普及したからでしょうか、既製のフォントを使用してロゴっぽく仕上げる事が大半です。
またそれをお客様ご自身で用意される場合も多いのです。sagyoutyuu1.jpg









その頃は、ロゴ案を一旦紙に描き、スキャニングしたものをトレースしていましたが、現在はイキナリパソコン(イラストレーター)です。
今回は的確な見本があるのでそれに似せて作れば良いのですが、見本が無い場合は大変です。キッチリ仕上げて「これでキマリかな~」と思った頃にお客様が心変わりされる事もありました。やり直し続けて、50近い案を作成した事もあります。

sagyoutyuu2.jpg










PDFに変換してメールで送ります。

ナンなんでしょうか、このプレッシャーは。

ここまでブルーになる仕事も珍しいデス。
足場は既に架け終わり、建物の下地調査開始。
一つずつ問題点を解消していこうとしているのですが・・・EPSN4976.JPG











朝から雨・・・
有効な下地が無い・・・
ビルに、厳しいテナント様がいらっしゃる・・・
謎のパパラッチオジサン登場・・・

必要な事を終わらせて、逃げるように帰って来ました。
ガンバリマス。

先日、友人と話しをしていたら・・・
友人:「GoogleEarth(グーグル・アース)を見てたら屋根に文字が書いてある店があった!」
私:「屋根に文字を書いたことがあるけど・・・。」
友人:「○○○の辺り。」
私:「あっ、たぶんそれは我社でしょう」

earth.jpg








オトナの事情で、それが何処なのかは伏せますが・・・。

私はその物件以外でも、屋根に文字を書いたことがあります。
earth2.jpg








傾斜した屋根に文字を書いて通行する車や人に文字を読ませる為には、それ相応の工夫が必要になります。
いつでも太陽に真正面を向いているし酸性雨も直接受けるので、耐久性にも不安が残ります。

まあ、ノウハウの蓄積や経験にはなった・・・という事で。

GoogleEarth(グーグル・アース)とは人工衛星で撮影した写真を組み合わせて、パソコンの画面上にバーチャルな地球儀を作成したもの。
私はバーチャル地球儀を、GoogleEarthがまだ無かった頃のNASA World Windから楽しんでます。
男のロマンです。

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シャチョサン@ロゼ(看板職人)
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性別:
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職業:
看板職人
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