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鉄骨の塗装です。
一昔前は看板屋さん=ペンキという図式が成り立っていましたが、最近はあまり使わなくなりましたね。
看板の文字は昔は一文字一文字筆を使ってペンキで書いていました。
黄色バックに赤文字の看板であれば、まず白いトタンを黄色に塗装、乾いてから下書きして、赤い文字を書く・・・という具合です。
カッティングが普及してからは、文字はフィルムの切文字が主流になりました。その後は地色も塗装ではなく、マーキングフィルムをベタ貼りするのが当たり前となりました。
それが今ではインクジェット出力したフィルムを貼るだけの場合もあります。
塗料を使うとすれば鉄骨のサビ止め程度のものです。
手描きの味を出したいとか、物理的にシート切文字が貼れないとかの理由があれば手描きも致しますが・・・。
ペンキを黙々と塗っている時にいつも思い出す事があります。
以前はメチャクチャなスケジュールで仕事をする事が多く、いつでも徹夜をしていました。
その日も夜の12時位に現場でペンキを塗っていました。ところが用意していた投光器の球が切れてしまったのです。
辺りは街灯もなく、本当に真っ暗。手元もほとんど見えませんが、その後の予定を考えて作業続行。歩道に面した建物壁面に、たった一人でペンキを塗り続けました。
すると外人さん二人が話しながら歩いてきました。真っ暗な上に話に夢中で、私には気付いていません。
そして二人は私から1m位の所まで歩いてきて、初めて私の存在に気付きました。
外人さんA「&◎¥=#%$*%&@%!!!!」(同時通訳:なにやってんだ、アイツ!!!!)
外人さんB「ペインティング、ペインティング!!」
そこまでして仕事を早く終わらせようとしたのですが、結局次の朝に見てみると・・・ムラだらけ。当然塗りなおしです。
ペンキは明るい所で塗らなければならない事を、二人の外人さんに教えてもらいましたw
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