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年末年始は映画の本数が多いので、上映枠が減っていましたが、私の願いが叶ったのか、数日の間レイトショーに復活しました。
で、観てきたのです。
(一度は上映時間を1時間も勘違いしていて、次の日に出直しましたw)
結論から言いますと、かなり素晴らしかったです。
私は昔から役所広司さんが大好きです。
初めて見たのは、NHKの大河ドラマの「徳川家康」の、織田信長役だったと思います。
※調べたら朝ドラの「なっちゃんの写真館」にも出ていたようで、とすると少なくとも大河以前に知っていたことになります・・・
歳がバレますが(笑)、この信長役が非常にハマり役で、「お濃! 耳!」とデカイ声で呼んで、お濃に膝枕で耳掻きさせていたのが今でも脳裏に焼きついています。(ちなみにお濃は、当時28歳の藤真利子さんでした・・・美人でしたw)
次がやはりNHKの「宮本武蔵」。当然、武蔵役でした。
コレがまたハマリ役。毎週カジリ付いて観てましたね。お通が古手川祐子さんだったのも良かったのですが(ただ、病弱で歯がゆかったかと)、佐々木小次郎の恋人役に小林麻美さんが出ていたのが印象的でした。丹波哲郎さんをはじめとして、とにかくキャストは気合が入っていた気がします。
「宮元武蔵」は、三枝成章さんのテーマ音楽がこれまた素晴らしく、脳天を撃ち抜かれたとは正にこの事でした。
▼何とそのテーマ曲がようつべにありました(驚)!!!
ここでの宮本武蔵は若干優柔不断なイメージに描かれていた記憶があります。
その他にも役所広司さんが出演された作品は「三匹が斬る」やら「たんぽぽ」やら「Shall we dance?」やら・・・存在も際立っていたかと思います。
そんな役所広司さんのイメージが私の中で壊れてしまったのが、何と言っても「失楽園」ですかね~・・・。
話を元に戻しますと(笑)、今回の「最後の忠臣蔵」の瀬尾孫左衛門役は、役所広司さんしかいない!という感じでした。武士のピリピリとした感じと、商人のボーッとした感じの2面性を演じきれるのは彼しかいないのではと思いました。
コレは正に「徳川家康」の時の織田信長と、「失楽園」の久木祥一郎、対局するキャラを演じた役所広司さんならでは・・・としか、私には表現できません。
キャストも重鎮が多いのですが、役所広司さんの前ではあまり印象に残らないほど。
台詞が無くても演技のできる俳優陣なので、個人的には不要なシーンが多いように感じました。が、トータルでは演出面は気にならなくなってしまうというか。
監督は「北の国から」の杉田成道さんで、公開前から本作にも田中邦衛さんが出るというのが話題になってました。原作は本屋で斜め読みした程度なんですが、中篇小説。こちらもそんなに印象的な小説ではない気がします。知りませんでしたが過去に一度TVドラマ化されているのですね。
瀬尾孫左衛門も寺坂吉右衛門も実在の人物。しかし両名とも討ち入り前・討ち入り直後に逃亡したというのが有力説のようです。が、当時の記録には二人の行動について不可解な部分があり、一つの推察として描かれているようです。
またまた大河に話が戻ります(笑)。
私がリアルタイムで見た大河の忠臣蔵は2本ありまして、一つは大石内蔵助が中村勘九郎さんの「元禄繚乱」(1999)、もう一つが緒形拳さんの「峠の群像」(1982)。
(その他大河以外ではビートたけしさんの「忠臣蔵」(1990)や里見浩太郎さんのもの(1985)、などが記憶に残っています)
その中でも最も印象的なのが、「峠の群像」でした。(私は一体何歳なのかw)
「峠の群像」は近松門左衛門が語り手のような設定になっていて、その時のトレンドが浄瑠璃で上演されるというのがもう一つのストーリーとして扱われていたと思います。つまり、今で言えばトレンディドラマ・・・じゃなくてw月9ですね。
それを見て、今は亡き私の父は(歴史好きでありました)、「近松門左衛門と忠臣蔵は、時代が違う」とか文句を言ってました。その時は私も「ふ~ん」と思っていましたが、その後調べた結果、ドンピシャな年代であったと判明(笑)。
実際に近松門左衛門は赤穂浪士の討ち入りを題材にした人形浄瑠璃、「碁盤太平記」を上演していたようです。
ただし歴史的にはそれほど名を残さず、かの「仮名手本忠臣蔵」(二代目竹田出雲・三好松洛・並木千柳合作)が有名になったとのこと。お上からの抑圧などがあったらしいです。
「最後の忠臣蔵」では近松門左衛門の人形浄瑠璃「曾根崎心中」をオーバーラップさせて語られており、フィクションとはいえ歴史を勉強することのできる作品と感じました。
但し!!! 「若旦那」がチャラいのが許せなかったですね。
えっと、長くなりましたが最後に。
この映画の最大のお勧めは、「可音」役の桜庭ななみさん。ムチャクチャかわいいです。
オッサンは間違いなくデレ~~~ッとなりますよ。一発でファンになりました(笑)。
そんな訳で、超オススメです。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
「最後の忠臣蔵」公式サイト
日進 看板
名古屋 看板
看板施工例ギャラリー「百枚看板!」
有限会社ロゼのホームページ「」 看板職人.com
で、観てきたのです。
(一度は上映時間を1時間も勘違いしていて、次の日に出直しましたw)
結論から言いますと、かなり素晴らしかったです。
私は昔から役所広司さんが大好きです。
初めて見たのは、NHKの大河ドラマの「徳川家康」の、織田信長役だったと思います。
※調べたら朝ドラの「なっちゃんの写真館」にも出ていたようで、とすると少なくとも大河以前に知っていたことになります・・・
歳がバレますが(笑)、この信長役が非常にハマり役で、「お濃! 耳!」とデカイ声で呼んで、お濃に膝枕で耳掻きさせていたのが今でも脳裏に焼きついています。(ちなみにお濃は、当時28歳の藤真利子さんでした・・・美人でしたw)
次がやはりNHKの「宮本武蔵」。当然、武蔵役でした。
コレがまたハマリ役。毎週カジリ付いて観てましたね。お通が古手川祐子さんだったのも良かったのですが(ただ、病弱で歯がゆかったかと)、佐々木小次郎の恋人役に小林麻美さんが出ていたのが印象的でした。丹波哲郎さんをはじめとして、とにかくキャストは気合が入っていた気がします。
「宮元武蔵」は、三枝成章さんのテーマ音楽がこれまた素晴らしく、脳天を撃ち抜かれたとは正にこの事でした。
▼何とそのテーマ曲がようつべにありました(驚)!!!
ここでの宮本武蔵は若干優柔不断なイメージに描かれていた記憶があります。
その他にも役所広司さんが出演された作品は「三匹が斬る」やら「たんぽぽ」やら「Shall we dance?」やら・・・存在も際立っていたかと思います。
そんな役所広司さんのイメージが私の中で壊れてしまったのが、何と言っても「失楽園」ですかね~・・・。
話を元に戻しますと(笑)、今回の「最後の忠臣蔵」の瀬尾孫左衛門役は、役所広司さんしかいない!という感じでした。武士のピリピリとした感じと、商人のボーッとした感じの2面性を演じきれるのは彼しかいないのではと思いました。
コレは正に「徳川家康」の時の織田信長と、「失楽園」の久木祥一郎、対局するキャラを演じた役所広司さんならでは・・・としか、私には表現できません。
キャストも重鎮が多いのですが、役所広司さんの前ではあまり印象に残らないほど。
台詞が無くても演技のできる俳優陣なので、個人的には不要なシーンが多いように感じました。が、トータルでは演出面は気にならなくなってしまうというか。
監督は「北の国から」の杉田成道さんで、公開前から本作にも田中邦衛さんが出るというのが話題になってました。原作は本屋で斜め読みした程度なんですが、中篇小説。こちらもそんなに印象的な小説ではない気がします。知りませんでしたが過去に一度TVドラマ化されているのですね。
瀬尾孫左衛門も寺坂吉右衛門も実在の人物。しかし両名とも討ち入り前・討ち入り直後に逃亡したというのが有力説のようです。が、当時の記録には二人の行動について不可解な部分があり、一つの推察として描かれているようです。
またまた大河に話が戻ります(笑)。
私がリアルタイムで見た大河の忠臣蔵は2本ありまして、一つは大石内蔵助が中村勘九郎さんの「元禄繚乱」(1999)、もう一つが緒形拳さんの「峠の群像」(1982)。
(その他大河以外ではビートたけしさんの「忠臣蔵」(1990)や里見浩太郎さんのもの(1985)、などが記憶に残っています)
その中でも最も印象的なのが、「峠の群像」でした。(私は一体何歳なのかw)
「峠の群像」は近松門左衛門が語り手のような設定になっていて、その時のトレンドが浄瑠璃で上演されるというのがもう一つのストーリーとして扱われていたと思います。つまり、今で言えばトレンディドラマ・・・じゃなくてw月9ですね。
それを見て、今は亡き私の父は(歴史好きでありました)、「近松門左衛門と忠臣蔵は、時代が違う」とか文句を言ってました。その時は私も「ふ~ん」と思っていましたが、その後調べた結果、ドンピシャな年代であったと判明(笑)。
実際に近松門左衛門は赤穂浪士の討ち入りを題材にした人形浄瑠璃、「碁盤太平記」を上演していたようです。
ただし歴史的にはそれほど名を残さず、かの「仮名手本忠臣蔵」(二代目竹田出雲・三好松洛・並木千柳合作)が有名になったとのこと。お上からの抑圧などがあったらしいです。
「最後の忠臣蔵」では近松門左衛門の人形浄瑠璃「曾根崎心中」をオーバーラップさせて語られており、フィクションとはいえ歴史を勉強することのできる作品と感じました。
但し!!! 「若旦那」がチャラいのが許せなかったですね。
えっと、長くなりましたが最後に。
この映画の最大のお勧めは、「可音」役の桜庭ななみさん。ムチャクチャかわいいです。
オッサンは間違いなくデレ~~~ッとなりますよ。一発でファンになりました(笑)。
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