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前からやるつもりでいたのに、ずっと放置していたものを製作開始。2年ぶりに再始動です
ブログのタイトルが「何でも工作」なのに、ここ最近は全然「何でも工作」じゃ無ぇやんけ!・・・という事で、気合を入れなおす事にしました

鉄のフラットバー9tの50巾。
DSCN0333.jpg












図面指示があったので少量しか使わないのに仕方なく仕入れた物です。こんな材料は弊社の仕事ではまず使いません。
これを旋盤でゴリゴリ削って、カラーを製作。まあ別にこのフラットバーではなくても9tのSPHCも在庫してるので、そっちでも良かったのですが・・・大板から切り出すのが面倒だったという事でw
DSCN0306.jpg












ベルトサンダーで軽く擦ったので、黒皮が剥けて光ってます。
看板屋さんでは持っているところはほとんど無いであろう旋盤ですが、ウチのはマイクロレースなんで非力なのです。たったこれだけの加工がダルい・・・
中ぐりバイトでゴリゴリ削って、ベアリングを圧入できるようにするつもりが・・・ちょっとオーバーラン。簡単に入るようになってしまいました。
DSCN0307.jpg














溶接すれば少し小さくなるだろうと思いましたが、残念! ほとんど変わらず。
しかも内側に溶け出てしまいました。
DSCN0326.jpg












何せ突き合わせ溶接なのにパイプとの接触面は1mmしかありませんので・・・。
失敗です。

次は反省を活かして、カラーに対してパイプを1.5mm差し込めるように加工。
DSCN0313.jpg












ベアリングとの嵌め合いクリアランスも前作よりはマシ。嵌め合いクリアランスは友人の機械加工屋から専門書を借りて読んだことがありますが(ほとんどチンプンカンプンでしたw)、数値的な設定以前に、内径を正確に測る測定具を持っていないので、旋盤の目盛りだけをあてにするしかないのです。
外径ならマイクロメーターで測れるのですが・・・。

旋盤があるとはいえシャフトなんぞ削り出す気にはならないので、シャフトの代用にボルトを使用します。
シャフトに使えそうなボルトの径は10mm、12mm、13mm、14mm、16mm、18mm、20mm辺りですが、ベアリング内径の規格が10mm、12mm、15mm、17mm、20mm・・・なので、意外と使える物が少ないんですよね。
今回は諸々の事情で20mmをチョイス。
DSCN0310.jpg














今度は溶接も上手くいきました。
DSCN0325.jpg












本当はテーパーローラーベアリングの方が良いような気がします。
DSCN0321.jpgDSCN0324.jpg












何を作っとるのかというのは、ご想像におまかせいたします(笑)。

ちなみに何故にウチには旋盤なんぞあるのかといいますと、趣味のバイク弄りに使おうと目論んだためです。
公私混同だ~~と言われそうですが、バイク弄りで培ったノウハウは、結構仕事にフィードバックしとるんですよ、本当に。
会計士の先生にも相談したところ、研究開発としての実体があれば、税務上は丸っきりノープロブレムだそうです(笑)。

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プロフィール
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シャチョサン@ロゼ(看板職人)
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性別:
男性
職業:
看板職人
趣味:
工作
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