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何を作っているのか全くわからない? 怪しい製作物の続きです。
以前にも登場したM20のボルト。
DSCN0524.jpg












材質はSCM435。鉄の合金なんですが、いわゆる「クロームモリブデン鋼」ってヤツです。略してクロモリ。
建築業界的には「ハイテン」(ハイテンションボルト)と呼ぶボルトです。
行きつけのネジ屋さんで、実際に「6804」というベアリング(内径20mm)が嵌るかどうか確認してから買ってきました。
何と、1本740円! ハイテンの上に長く、しかもキャップボルトなので高いのです。

このボルトは、ボルトとしての人生を送る事なく、頭とネジを切断してしまいました。
DSCN0525.jpg












私に買われてしまったために、この後数奇な運命を辿る事となります

シャフトのセンターにM8のタップをたてるため、下穴を開けます。
DSCN0526.jpg
















これこそホントは旋盤でやるべき作業なのですが、深さ35mmもの止まり穴6.8φを開けるのは、弊社の旋盤ではまず無理です。で、治具を製作して、ボール盤でやりました

タップは手作業です。DSCN0527.jpg 

















タップ用の油を使って慎重に進めます。ちなみに油の容器は中身が入れ替えてあるので、ラベルの物ではありません。

2本製作するうち、1本は上手く行ったのですが、2本目はタップが折れてしまいました
DSCN0530.jpg












だ~~っ、スパイラルタップがぁぁぁぁ・・・

結局、組タップでやってみたら、メチャクチャ楽に出来てしまいました。あらら・・・
DSCN0532.jpg













いつの間にか、アルミのカラーが出来上がっています。2種類を2個ずつ。
先日組み立て式オーニングを製作したときに使ったA5056ではなく、A5083という材質で、非熱処理合金の中では最強の物。でも、どうせ溶接しないなら、ジュラルミンか超々ジュラルミンA7075あたりが良かったです。まあわざわざ買うのもなんなので、止めといたんですけど。
DSCN0541.jpg












2種類の内の1種類は、裏側に2.4mmの穴を開けて、2.4mmのステンレスの溶接棒(TIG用)を短く切ったものを、2液性接着剤で固定。
先ほどのクロモリのシャフトにも2.4mmの穴を開けました。
DSCN0540.jpg












どちらも金尺で正確に位置をケガいて、ボール盤で開けました。

組み合わせるとこうなります。
DSCN0543.jpg












アルミのカラーがボルトを軸にしてクルクル回ってしまわないように、回り止めになるのです。

今まで製作したものを仮に組み合わせてみました。
DSCN0546.jpg












私はハッキリ言って、手先が器用です(笑)。

それにしても何を作っているのでしょう(笑)
ホントに少しずつしか進めていないので、完成は早くても半年後です。
今製作しているのは全体の中でも最も重要な部分で、このセクションが完成するまでまだまだ掛かります。

日進 看板

名古屋 看板



看板施工例ギャラリー「百枚看板!

有限会社ロゼのホームページ「看板職人.com
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鉄屑が溜まってきたので、片付けてました。もうじき新規の現場で既設看板の撤去があるので、このままでは飽和状態になってしまいますので
DSCN0488.jpg












・・・というど~でもいいネタでブログをごまかそうかと思っていたら、ネタが来ました

弊社が材料を仕入れている某社の担当氏が来たんですが、
車の右フェンダーが見事にベッコリ
DSCN0487.jpg












私がたまたま手にしていたデジカメを向けると、ミラーに上着を掛けて隠そうとしてました。
まだちょっと見えてますよ(笑)。

コノヒト私が知りうる限りで、プリウスを何回板金に出したのでしょう

聞けばプリウスに乗り出してから3年半ほどで、走行距離は既に10万キロとか
そりゃ確かにぶつける可能性も上がるってものです
(ちなみに私は意外と走ってなくて、年間トータルで2万キロほど。工場内の加工仕事が多いですからね)

安全運転でおねがいします

日進 看板

名古屋 看板



看板施工例ギャラリー「百枚看板!

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実は数日前に早々といただきました
・・・ハートはキモいですか(笑)

実は例によって予約投稿でして(爆)、まだバレンタインまで数日。
ウチの奥さんはちゃんとくれるんでしょうか
くれたとしても義理チョコっぽいんですけど

うぉ、懐かしい


最近の場合はコッチですか

日進 看板

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夜が明けました

組み立て式の差込部分(A5056丸棒から削り出した部分)にボルトをねじ込めるようにします。
何度もねじ込んだり外したりする場所なので、アルミへの直タップではすぐにバカになってしまいます。
予めヘリサート加工しておきます。
DSCN0477.jpg












弊社ではこういったものも在庫しております

塗装開始。
DSCN0478.jpg
















白く見えますが、これはプライマーです。実際にはライトグレーです。
アルミは専用プライマーを塗布しないと、塗装がすぐに剥げてしまいます。
使用したのはメタルエポプライマー。イサム塗料のもので、弊社では以前から使っておりまして、とても信頼できるプライマーです。但し臭いです

布地はお客様が手芸店みたいなところで購入してみえた物を縫製しました。
縫製したのは私ではなく、テント屋さんですが・・・。
当初はテント生地で作るつもりで進めていたのですが、お客様のご希望であったストライプ柄には大柄のものしかなく(当然、屋外で使用する大きなサイズを想定しているので)、また催事場の規定で光を遮ってはならないとの事で、布になりました。
フレームにはベルクロで取り付けます。
DSCN0480.jpg












タイムリミット数時間前に何とか完成。
DSCN0481.jpgDSCN0482.jpg












私のような むさ苦しい男がこの下にいたら、



超ミスマッチ(爆)。

お客様が引き取りにみえて、催事場にはご自身で設置されました。
写真を送って下さいました
tent2011-2-10.jpg












おお~イイカンジじゃないですか
こんなカワイイテントですが、実はオッサンが作ってるんですよ~~~

日進 看板

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弊社のお客様のネイルサロン様がデパートの催事場でブースを出すため、装飾用のテント(オーニング)を製作します。
女性スタッフが簡単に持ち運びできるよう、アルミ製で組み立て式に製作します。

アルミの丸棒32φ。
DSCN0451.jpg













建材ルートで仕入れました。念の為、注文時に材質を確認すると、何とA1070との事。
ガ~ン! それではアカンですやん・・・で、何とかならないか聞いてみたら、A5056も可能らしいので、変更してもらいました。
まあ、こんな指定をする看板屋さんはあまりいないでしょう。

話は逸れますが、一口に「アルミ」といっても、流通する物の多くは「アルミ合金」です。
前出のA1070のように1000番台のものはほぼ純アルミで、柔らかいのが特徴。板材は「アルミ板下さい」と言っただけでは、建材ルートではほとんどこの系統が来ます。(養生シートつきのものはA5052)
建材ルートでパイプなどを注文すると、ほとんどはA6063が来ます。
私もあまり詳しくないのですが、丸棒も建材で頼むとA6063が来ると思っていました。
私が趣味の工作をするときは、その筋の(笑)素材屋さんから買っています。
写真の手前に置いてある短い丸棒は、A5083というもので、溶接可能な通常入手できるアルミ合金の中では7N01の次に強度があるものです。

旋盤で部品を削り出します。
DSCN0471.jpg












旋盤が非力なのでダルいのですが(笑)、なんとか全部作りました。
DSCN0472.jpg











左の丸パイプは、パイプを直角に組んで溶接するために切り欠きしたもの。
弊社にはパイプノッチャーはないので、ホルソーで加工しました。
組み合わせるとこんな感じ↓↓です。
DSCN0473.jpg












丸パイプはスケール(巻尺)を引っ掛けて外寸を測ることができないので、大した加工をするわけではないのですが、治具を作ってから溶接に取り掛かります。
DSCN0474.jpg













オーニングですから、上屋部分は傾斜します。
部品を設計どおりの角度になるように加工しました。
DSCN0475.jpgDSCN0476.jpg













今回は段取り上、時間が非常にタイトで、実際には24時間程度で仕上げなければなりません。
すでにこの頃は真夜中でした。
この後、酒飲んで寝ました

つづく。

日進 看板

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先日、弊社の主要取引先である近所のホームセンターに行ったら、ラジコンが1000円で売られていたので買ってきました
私の長男は、私の教育の賜物か(!?)クルマが大好きなのです。

ザナヴィ・ニスモ・GT-R
DSCN0149.jpgDSCN0148.jpg

















・・・
・・・
・・・
・・・アレ、ザナヴィ・ニスモ・GT-Rって、赤じゃなかったっけ・・・?

証拠写真(GT-Rブログより転載)
xanavi-supergt-01.jpg











じっくり見てみると、コリャヒドい(笑)
DSCN0150.jpgDSCN0151.jpg












お察しのとおり、メイドインチャイナでした。
インチキ臭いとはいえそこそこ出来てるんだから、その技術をマトモな事に使えばいいのでは・・・と思うのですが(笑)。

日本人的には、このインチキデカールの中で使えるのは「NTN」を「NTZ」にするくらいかな(笑)

日進 看板

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製作した看板を設置しました。
DSCN0470.jpgDSCN0467.jpg












庇の上に設置するため、看板本体はかなり軽くできています。

裏面。
DSCN0464.jpg












トランスはレシップのM-1Hという低圧用。これを2台使用しました。

コンクリート面に使用したアンカー。
DSCN0463.jpg












「セットアンカー」とか「ビルボルト」と呼ばれるもので、オールアンカーやナットアンカーとは違って「自己サーボ作用」があり、打ち込み式アンカーとしては最も引き抜き強度が高いのが特徴です

看板上端は、面板が10mmほど上に飛び出させてあります。
DSCN0466.jpg












これは手前側に雨水が垂れないようにするための方法で、常套手段です。

デザインがシンプルなのはお客様のご意向で、正直なところ個人的には「理容」の文字くらい入れた方が良いのでは・・・と思っていましたが、取り付けてみると見事に床屋さんですね
これはこれで全くアリです

朝から作業を始めて昼くらいに終わってしまったので、夜間の写真が無いのが残念!

お店は名古屋市天白区の住宅街の一角にあります。

このお仕事は弊社ホームページをご覧になってのご依頼でした。誠にありがとうございます。
最近はホームページ経由のお客様が非常に多く、嬉しい限りです。
お電話には出られないことが多いため、メールくださればこちらからご連絡いたします。
また、外出している場合もございますので、ご来店される場合も事前にご連絡いただければ幸いです。

参考価格¥250000(既設看板の撤去処分費を含む)

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久しぶりに真四角ではない形状。
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今回は原寸を書いてから始めました。場合によっては計算だけでやりますが、今回は文字の取り付けボルトの位置をビシッと決めたかったので、この方法です。

アルミ複合板を張って、シートを貼りました。
DSCN0403.jpg












水色のシートは珍しいつや消しのもので、3M製です。何故つや消しを選んだのかは後述します。
写真に撮ると単なる四角に見えますね。

亜鉛鉄板の箱文字にシートを貼ります。
DSCN0424.jpg












弊社は箱文字も自社製作することがありますが、今回は本職にお願いしました。ここで貼っているシートも3M。他のメーカーでもいいかな、とは思ったのですが、バックが3Mなので、文字の方もより信頼の高い3Mを選びました。
DSCN0438.jpg












ちなみに箱文字のシート貼りは、好きな作業の一つです。黙々とやれるし、亜鉛鉄板がみるみるうちに色が付いていくのは楽しいです。

文字の裏にはネオン管を仕込みます。
DSCN0440.jpg












最初は普通のネオンサポーター碍子(L2寸)をダイヤモンド砥石で切断して使おうと思っていたのですが、そういえば、低圧用のL1寸(!)という珍しい碍子を在庫している事を思い出しました。まあ、まず使わない材料です。

文字裏にサポーター碍子を取り付けるにあたり、今回はこんな金具を作ってみました。
DSCN0442.jpg












アルミ(A5052)板4tにタップを立てて、裏面から皿ビスをねじ込んであります。

ネオン管取り付け完了。
DSCN0443.jpg













ベース板の方には持ち出し金具を取り付けました。
DSCN0446.jpg













文字をセット。パッと見、どうやって浮いているのかわかりません。
DSCN0447.jpg













試点灯。
DSCN0449.jpg













この手のバックネオンをLEDでやると、結構なお値段になってしまうのですが、ネオン管だとそこそこで収まります。ただ、高圧のネオンだと離隔距離の問題とかがあって、小さい文字は難しいです。
今回の大きさの場合は、ベース側にサポーター碍子を取り付ければ高圧でも充分なのですが、あの方法だと横から碍子が見えちゃうんでカッコ悪いんですよね。

あと、ツヤ有りのベースだと、ネオン管が映ってしまいます。LEDの場合は特に顕著です。バックネオンのときはつや消しが基本ですね。

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現場調査、略して現調
「ゲンチョウ」って入力して変換キー押しても「元朝」と「幻聴」しか出てきません。
私が今タイピングしているPCはDELLなんですが、もしかして他のNECとかのパソコンだと「現調」も出るのでしょうか? 以前私が使用していた自作機では出ない変換が、友人のメーカーPCでは出てたもんで・・・。

そんな現調ですが(爆)、また行ってきました。
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この1ヶ月の間、一体何件現調したのでしょう? この数は異常です。先週なんかはほとんど現調で終わりました。現調するとプランや見積もり、デザインがあるわけです。
仕事が進まん・・・

んが、何となくテンション高めです

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去年の暮れに取り付けた看板の、仮表示を正規の表示にするように言われましたので、現場へ。

製作時に、正規の表示(インクジェット)の上に仮表示(インクジェット)を予め貼っておいたので、今回は剥がすだけです。

DSCN0450.jpg












仮表示も正規表示も濃い色(赤と青)に白抜き文字なのですが、色によって剥がしやすいところと、剥がしにくいところがありました。

濃い色の上に濃い色を重ね貼り・・・剥がしやすい! ズル剥けです

白の上に濃い色・・・剥がしにくい!

濃い色の上に白・・・剥がしにくい!

白の上に白・・・メチャクチャ剥がしにくい!

なんで???

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