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非常に珍しい事ですが、蛍光灯には極稀に不良品があります。
別の蛍光灯に付け替えると正常点灯します。
不良と思われる管を別の器具に装着しても、やはり不具合があります。
この場合は新品の蛍光灯が不良品であると思われます。EPSN5057.JPG








写真では解り難いのですが、チラツキが激しく、他の管と比べて暗いのです。

15年の経験の中で、私が不良管に遭遇したのはこれが3回目位ですので、滅多にあることではありません。
不良である事が判明した瞬間は「なんだよぉ・・・」なのですが、冷静に考えると・・・
「ひょっとしてコレ、アタリ・・・?」

「何でも工作」の有限会社ロゼのHPはこちら
(※検索などで来られて左サイドバーが表示されていない場合は上記からHPへ入れます
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先日組み立てた、私が大嫌いなキット式のFF看板。
高力率の蛍光灯器具を取り付けたベース側を体重計に乗せてみると、30kg弱ありました。
アルミなので軽いといっても、10m以上引き上げようと思ったら、人力では大変です。

若い人は知らないだろうなあ・・・。
おっと、私も若い・・・つもりですが・・・。

組滑車VFSH0025.JPG









定滑車と動滑車を組み合わせると、軽~く持ち上げる事ができるのです。
ちなみに2分の1の力の場合はロープを倍の長さ、3分の1の場合は3倍の長さを引っ張る事になるので、昔学校の物理の授業で習った表現をすれば、運動量は変わりません。

欠点は10m以上引き上げようとすると、かなりの長さのロープが必要になる事です。今回も何度か絡まりました。
余談ですが、弊社では「ロープ」とは呼びません。
「なわ」です(笑)。

そうそう、この滑車の原理。
トラックに荷物を固定する時に使うロープワーク(ロープ万力なんていいますね)、これはこの滑車の原理を利用しています。

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怪しい物体が登場。
EPSN5018.JPG










これは既設建物に取り付ける金具(看板取付用)を製作するにあたり、寸法を測るための治具です。
壁面が3次元的な構成になっているために、スケール(巻尺)では測り難いので製作しました。
この手の治具を製作する事は結構多いです。EPSN5019.JPG









弊社は吹けば飛ぶような弱小看板屋ですので、大企業が人数やパワーで押し切ってしまう場面も、細かな工夫で乗り切らなくてはならないのです。
実際、大手の看板屋さんとは平常の作業内容は全く違いますね。まあ、やっていて楽しいのは間違いなくウチの方だと思います。あたしゃ単純作業は5分と持ちません(笑)。

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ステンレス・ヘアラインのBOXの製作です。珍しい作業ではありません。EPSN5021.JPG








2方向を折り曲げた板金に側面の蓋をTIGでくっつけるだけです。EPSN5022.JPG








強度が要求される物ではないので点付け溶接して、サンダーで面取りして仕上げます。EPSN5023.JPG









この後微妙に残った焼けをとり、全体をクリーニングします。
シート切文字を貼れば完成。

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数ある作業の中で、私が最も苦手とするのがコーキングです。

シリコーン・コーク材などを施工する事で、コーティングではありません。
定義的には曖昧ですが、個人的にはシーリング>コーキング(コーキングはシーリングの一種)と捉えています。36d43b23jpeg









20mm以上ある目地に、均一に充填するのは至難の業です。一説には男性よりも女性の方がこの作業に向いているとのウワサあり。

生クリームを塗るのが仕事の、お菓子屋さんやケーキ屋さんも上手なのでは?

使用したのは「変性シリコーンコーク」という種類の物で、普通のシリコンと比べて塗装が可能なのが特徴の一つです。

b55c0b33jpeg








目地巾の狭い物や、段差の無い目地では私もあまり苦労しませんよ。

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ヒーヒー言いながら鉄骨を作っています。
規模(絶対的なサイズ)はそれほど大きくないのですが、RC(鉄筋コンクリート造)ではなく、単なる重量鉄骨造の建物なので、外壁を切り取って本体鉄骨にブラケットを溶接、その上にベースプレートを溶接、さらにその上に鉄骨の主要部分を溶接という作業を行っています。EPSN5027.JPG








全て現場溶接というのは作業リスクも高く、正確性にも欠けるのでCADで設計した鉄骨をボルトで組み立てます。まあ形状は大した事ないです。というよりもかなり単純です。

その為のピン接合部分のプレートを準備。

正直言って、飽きます(笑)。

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とある会社にて採用していただいているA型看板です。
アルミ製で、開き止め部分は鉄のフレームにエキスパンドメタルを張っています。EPSN4995.JPG











このA型看板の欠点は、製作がモーレツにメンド臭いトコロです(スミマセン)。

材料の切断はほとんどの箇所がトメ(45°)。
アルミはチップソー、鉄はバンドソーで切断します。
ただでさえアルミは溶接に時間が掛かるところ、角パイプなので全溶接しなければ中に雨水が溜まってしまいます。
エキスパンドの針金部分を枠に一本ずつ溶接し、錆止め塗装したところです。EPSN4996.JPG









こんな感じで折りたたみできます。EPSN4998.JPG








この上にはプランター程度の重みの物であれば、錘として置く事ができます。

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建植看板を設置する場合、予め組み立てた鉄骨をクレーンで吊り上げて設置するのが一番手っ取り早いのですが、クレーンが使えない場合もあります。
例えばクレーンの設置スペースが無い、或いはかなり離れた場所に設置しなければならない(必要以上に大きなクレーンが必要になってしまうので、予算の都合も関わってくる)、建造物が極端に大きいなどなど・・・。

今回は道路脇への設置。
クレーンを据え置きするのが全く不可能ではないのですが、予算や作業時間、難易度などを天秤にかけると、人力での施工が良さそうです。VFSH0004.JPG








最初に小さな支柱を建てます。
各支柱のレベルを決定します。また根元部分の補強にもなります。

なんと、砂利が凍って固まってました。VFSH0005.JPG









レベルはこの機械で測ります。EPSN4989.JPG











この後、人力で一本ずつ支柱を起こして溶接しました。

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看板の現場取り付け作業をしました。
弊社は工事屋ではありませんが、豊富な知識や幅広い技術(自画自賛w)、及び人並みはずれた根性によって、現場設置作業においてもお客様から信頼をいただいているものと自負しております。

今回使用したのは25.5mの屈伸式バケット車。
もちろんレンタル車です。EPSN4927.JPG
 








普通のバケット車は、ブーム(クレーンのアーム部分)は直線で伸縮するだけですが、この形式は中ほどで折れ曲がります。
現場での作業範囲に、障害物がある場合に有効です。

ブームの根元側をオヤ(親)と呼び、先端側をマゴ(孫)と呼びます。※職人用語の通例
いわば同時に二台のバケット車を操作するような物(マゴ側に旋回が無いだけ)なので、普通のバケット操作ではベテランの領域の私でも(自画自賛w)、ちょっと大変です。

それに風が強かったのでかなり揺れました。オエッ・・・キモチワル・・・。

ちなみにコレと同等の直進バケットである26mバケットは、真上にフルブーム(最長)の状態から倒していくと、ブームの根元から12mも離れた位置に、23mの高さ(作業床位置)でもアクセス可能なのですが、屈伸式の場合は真上にフルブームの状態からは、ほとんどオヤの倒しが不可能。
必然的にマゴを倒す事となり、ブーム根元から11mの位置に、19mの高さが限界です。

おかげで今回は苦労しました。何度かバケット車の設置位置を変えてみたところ、なんとかギリギリ届きましたが・・・。

もちろん操作するには資格が必要です。
道路上での作業ですので、道路使用許可、交通警備員の配置も必要です。

日除暖簾のウエイトを製作します。
シャーリングで2.3tの鉄板を切り出して、TIGで溶接します。
別に半自動でも構わないのですが、半自動溶接は溶接時間は短く済むものの、不用意に肉盛りしてしまう事、仕上げに時間が掛かる事で今回はTIGを選択。
EPSN4900.JPG








溶接のビードをサンダーで削って仕上げ、セメントを流し込みます。
横に写っているのはコンクリート・バイブレーターという道具です。

EPSN4901.JPG







完成品はこんな感じです。
EPSN4913.JPG







その他の金具も製作。
EPSN4915.JPG










えっ!? 日除暖簾本体?
もちろん製作しましたが、オトナの事情でここにはアップしませんw

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プロフィール
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シャチョサン@ロゼ(看板職人)
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性別:
男性
職業:
看板職人
趣味:
工作
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