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ボンデ鋼板とは・・・
鉄板に「電気亜鉛メッキ」を施した物。
元々「ボンデ」という言葉は新日鉄の商品名で、これが現場での呼称として一般化してしまったものと認識しています。図面上の表記は「SEHC」または「SECC」となります。※この二種類はどちらもボンデ鋼板ですが、厳密には種類が異なります。

この種類の鉄板は、そもそも「塗装用」として誕生した物。
ビルの外壁など、比較的大きな建造物に使われている塗装された厚めの鉄板は殆どがコレです。
住宅や小規模店舗に使用されている鉄板は、「ボンデ」ではなく「トタン」(=亜鉛メッキ鋼板)やガルバリウムの仲間になります。

EPSN5143.JPG







製作しているのは大体750■の立方体で、上下以外の四面が仕上げ面になります。
予めボンデ(ここでは1.0t)の厚みを引いた鉄フレームを製作し、これにTIGで切板を溶接します。

TIGは母材(材料)に不純物が含まれているとスパッタが出やすく、非常に作業が面倒です。ボンデの場合は鉄板の上にメッキが掛かってますので、溶接し難いのです。
それなのに何故ボンデを使うのかといいますと、屋内での使用であれば無塗装でも放っておける為です。
※本来はイレギュラーなワザですが・・・
仕上げ面にはFILMを貼りますが、裏面はそのままです。

EPSN5142.JPG







メンテナンス口を作りました。戸アタリを付けて、マグネットキャッチをセットしました。仕事ではあまり可動の物を製作しないので、コレだけで2時間も掛かってしまいました。

さて、コレは何になるのでしょう?

「何でも工作」の有限会社ロゼのHPはこちら
(※検索などで来られて左サイドバーが表示されていない場合は上記からHPへ入れます
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シャチョサン@ロゼ(看板職人)
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工作
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