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いつもサイン製作をさせていただいているテナントビルで、総合案内サインの全面変更を承りました。
大きな部屋を仕切って3部屋くらいに分けた結果、総合案内の表示箇所数が足りなくなったためです。

既存のサインはアルミのヘアラインの板に、真鍮ヘアラインの飾り付きという仕様。
弊社が携わる以前からこの仕様で、7年ほど前に弊社が携わるようになってからも、この仕様で製作してきました。

アルミのヘアラインという仕様は、私自身どうしてこの仕様なのか、全く理解できず・・・、今回からステンレスヘアラインに変更させていただく事になりました。
アルミのヘアラインだとクリア塗装せざるを得ず、結果としてシート切文字の貼り替えが面倒になってしまうのです。
あと、アルミヘアライン板にクリア塗装をするのが結構難しいのです。
ヘアラインは弊社にて加工しており、これもメッチャ難しいです。

それと真鍮のヘアライン。
いつもはやはり弊社にてヘアライン掛けしていたのですが、マジで難しいんです。
で、今回はメーカーに特注でヘアライン板を作ってもらいました。
流石にキレイです。
原寸に合わせて、真鍮を切断。
IMGP2178.jpg





















真鍮はかなり硬いので、切断が面倒です。
ステンレスも硬いんですがどちらかといえば粘る感じで、真鍮はカキンカキンな感じ。旋盤やドリルの加工性は悪くないです。

今までは弊社にてウレタン塗装していました。
でも、ウレタンは良くも悪くも塗膜が分厚く、素材感が薄れてしまいがち。小物の塗装ではウルトラスーパー・ハイテクニックを要求されます。
今回は仕様変更するついでに、こちらの方法も変更する事にしました。

金管楽器が真鍮製なのはご存知の通りですが、実はメッキ仕上げとクリア仕上げの物があります。
メッキ仕上げに関してさて置いておいて。
クリア仕上げの物。塗料は実はラッカーなのです。
クリア仕上げの楽器は、プレイヤーの好みによってクリア仕上げのまま使用したり、クリアを剥離したりします。
クリア仕上げの物は曇った音質というか、柔らかい音質になります。
クリアを剥離すると、キンと響くような音質になります。

ま、そりゃいいんですが。
何故にそんな事に詳しいのかというのはまたの機会にして(笑)、真鍮ヘアライン板にはクリア・ラッカーを直接塗装できるのかどうかという事です。

で、いいものがあるのですなあ。

過去に数回使用したことのある、スプレー塗料。
IMGP2258.jpg
















缶スプレーなんぞシロートが使用するものと思われているかもしれませんが。
実際には弊社も割と使っています。
理由は長くなるので割愛しますが、確かに便利ですよね。

このプライマーはクリアなので、プライマーを塗って終わりにしようかとも思いましたが、やはりラッカーの缶スプレーのクリアで仕上げました。
IMGP2199.jpg
















この手の小物には、塗膜が薄く仕上がるラッカーの方が良さそうでした。
でも、素材の上にクリアを一発で塗って仕上げるというのは、やはり難しいです。

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