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前回の木枠・トタン看板のお話に続いて、今回は木枠の材木について。



私が看板屋さんに初めて就職したときから、看板の木枠には、「エゾマツ」の40×40の垂木を使ってきました。
屋根の傾斜部分の下地に使う材木ですね。垂れた木ということで「垂木(タルキ)」と呼びます。

ところがこれ、最近現場ではあまり使わないようで、ついに材木屋さんが在庫するのをやめてしまいました。
どうしようか考えて、結局、LIXILさんがやっているプロ向けホームセンター・・・いや、建材屋さんかな、、、建デポプロってお店に行ったら在庫してありました。

エゾタルキではなく、ホワイトウッドとして売ってました。
名称違いますが、実質同じ材料です。エゾマツはロシア産、ホワイトウッドはヨーロッパ産。もう一つ、スプルスも同じで、アメリカ産とのことです。2×4材と同じ素材ですね。

エゾタルキやホワイトウッドは耐久性が低いということで有名ですが笑、キッチリと塗装すれば5~7年は普通に使えます。
昔は水性塗料を塗ってました。でも、木枠の看板を滅多に作らなくなり、長期在庫中に水性塗料が腐ってしまうようになりました。
その後色々研究しまして、現在はOP塗料をラッカーシンナーで溶いています。本来はやってはいけないことというか、完全なウラワザですね。
普通のOPだと塗りにくく、また乾きにくいんです。ラッカーを混ぜると木に塗料が染み込み、すぐ乾きます。
ウラワザとはいえインチキではありません。木枠の腐食防止なら丸っきり大丈夫ですよ。


看板 名古屋
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