何でも工作 Red Bull Box Cart Race

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2024/04/24 (Wed)

みなさんは焼き網をジックリと観察した事がありますか？

BBQ用の焼き網のアップ。

真っ直ぐなワイヤーが格子状に組まれているのではなく、ギザギザに折り曲げられたワイヤーが組み合わされているのです。
一枡の大きさは１３ｍｍ程度。

私がデザインしたカートは焼き網の上に焼き魚が乗っているというものなので、当然焼き網も製作しなければなりません。
カートの焼き網＆焼き魚は、実物のほぼ10倍の大きさになります。

既に材料は入手済みで、格子のワイヤー部分は８φのステンレス丸パイプ。外枠は３２φのステンレス丸パイプを使用します。概ね実物の10倍の径です。
８φの丸パイプを正確にギザギザに折り曲げるにはどうしたらよいのでしょう？
その道のプロに頼めば手っ取り早いのですが、創意工夫が無くなったら弊社はオワリです。金型的な物を作って、自分で曲げ加工してみる事にします。

計算どおりの角度で製作した金型モドキ。

ただのフラットバーを加工しただけなので強度はありません。痛んだらもう一回作ります。自前で焼入れできないかな～と思ったのですが、一般軟鋼は炭素の含有率が低いので、焼入れをしてほとんど効果は無いのだそうです。でも、溶接ビードの真横なんかは焼きが入って、ドリルの刃が負ける事もあるんですけどね～。まあいらない事やってドツボに嵌るのもイヤなので、そのままとしました。

使っていない小型のバイスに金型モドキを溶接固定。パイプを咥えさせた状態でバイスを締め込み、冷間で曲げ加工します。

ボキッと折れ曲がってパイプが潰れてしまうかと思ったら、意外とキレイに曲がりました。

砂を詰めた状態でもテストしてみましたが、大差ありませんでした。
ただし、予想はしていた事ですがスプリングバックが大きく、実測で７°くらい戻っていました。
金型を７°鋭角に作り直し、準備はOKです。

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2012/01/13 (Fri) Red Bull Box Cart Race

メインフレーム完成

先日の部品を溶接して、メインフレームを組み立てました。
この作業はいつもやっている看板のフレーム製作に近いので、特に困る事はありません。
ですが、通常は半自動で行っている作業をＴＩＧでやっているので、ちょっとかったるいですね。

アクスルビーム部分は４２．７Φの２．３ｔの丸パイプを２本並べているだけに、トレッドの剛性はこのままでも問題は無さそうです。

ホイールベース側の剛性はさすがにこのままではダメですが、ステアリング装置の取り付けなどと同時に補強していきます。

重量を量ってみました。

真っ平らな場所で量ったわけではないのである程度不正確だと思いますが、この時点で２５～３０ｋｇ。
ダウンヒルダービーの時の「ＴＯＫＫＡＮ・０１」とほぼ同じか、少し重いくらい。やはり２．３ｔの鉄パイプだと重たくなりますね。
でも、レッドブル・ボックスカートレースでは車両重量の上限が８０ｋｇと、かなり余裕があります。ここまでも大体予定通りの重量です。

ところで、他の出場チームの方がブログに記事を書いていないかと思って検索してるのですが、意外な事にほとんど出てこないですね。探し出した限りで１０足らず。
このブログにもボックスカートレース関連のキーワード検索から入ってきた方はほとんどいないようです。
その割りにFacebookからは来てたりして。

出場が決まってから、周りの方々に「レッドブル・ボックスカートレースに出場が決まりました！」って話してみたりしたのですが、意外な事に「ボックスカートレース」を知っている人がほぼ皆無（笑）。
前回の大会では６００以上の応募があり、今回の応募数は「前回を上回る・・・」と書いてありましたが、一体どのくらいの応募だったんでしょ！？（笑）
丸っきり認知されてないような不安もあるのですが（笑）。

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2012/01/08 (Sun) Red Bull Box Cart Race

カートの製作開始

いよいよレッドブル・ボックスカートレースの車両を製作します。
予算を抑えるため、また製作期間を短縮するため、ナックル・ホイール周り・ブレーキ関連はダウンヒル・ダービーの時のものを流用します。

私の考えたデザインは、焼き網の上に焼き魚が乗っているというもので、もちろんメインは焼き網と焼き魚。シャーシはどうでもいいのですが（笑）、私としては「意外とソツなく仕上がっている」ようなシャーシにしたいですね。
焼き網自体がハンドルになり、焼き網を左右に傾ける事によってステアリングするので、焼き網が車体に干渉しないように製作する必要があります。
ですので、大雑把ですがＰＣで図面を引きました。

剥ぎ取ったナックルに合わせて部品を製作します。

左右のナックルアームの向きが笑っちゃうくらいに違います。我ながら酷い仕事です（笑）。これを溶接したのは当日の朝５時くらいですからね～。
もちろんこれは切り落として、ちゃんとやり直します。

プロッタで書き出した原寸に合わせてフロントアクスルビームを組みました。

ダウンヒルダービーの時は各部品の精度に拘り過ぎたあまりに時間不足となり、肝心の組み立て精度がチャランポランになるというお粗末な結果になってしまったので、今回は各部品の精度よりも全体の精度重視で製作します。
何故かといいますと、基本的に弊社はハイテクではなくて、ローテクというか（笑）、全てが手作業なんですよ。機械のように何個も同じ部品は作れませんので・・・。

続いてリアのアクスルビームも製作しました。

前後ともキャンバーは０°です。前回の大会の動画を見る限りではスピードレンジが低そうなので、より転がり抵抗が少なくなるようにとの考えです。

キングピンオフセットを極力小さくするため、キングピンには当然傾斜角が付いています。

アクスルはほぼ水平です。
ドライバーの重量で車体が多少は撓ると思うので、実際にはネガティヴキャンバーになるはずです。

これはキャスター角を設定しているところです。

ここでもやはり原寸と、プロトラクタを使用。
アライメントのノウハウは全くありませんが、ダウンヒルダービーでは８°に設定したところ、少々キャスターが立ちすぎに思われましたので、今回は１０°としました。まだ立ちすぎかもしれません。

今回、大会に出場するにはカートを東京まで運搬する必要があります。
カートを運搬するだけならどうって事は無いのですが、家族も同乗するので（５人家族です）、分解して運ぶ必要があります。
シャーシはボルトで組み立て・分解できるように製作します。

これを組めば第一段階完了です。

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2012/01/04 (Wed) Red Bull Box Cart Race

ボックスカートレースの各カートのデザインが発表されました！

第2回レッドブル・ボックスカートレースの参加チーム一覧が、カートのスケッチと共にオフィシャルページにて発表されました。

第二回レッドブル・ボックスカートレース参加チーム一覧

順に見ていくと、プッと吹きだしてしまうもの、ほほーって感心してしまうもの、どうやって作るの？って思ってしまうもの等等。

ちなみに私が送ったデザインはこちら↓↓
「ちゃぶ台のある生活」

今現在材料検討中。すでに納入されている材料、注文済みの材料もあります。
材料代も予算内に収まりそうです。

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2011/12/25 (Sun) Red Bull Box Cart Race

オネーチャンから電話が掛かってきました（嬉）

私の携帯に、「０３」で始まる番号から着信。
某投資関係の「０３」で始まる会社からちょくちょくセールスの電話が掛かってきます。が、今回はピンときました。
そう、レッドブルからです！！！

話は逸れますが、私は根本的に投資というものに興味がありません。
つーか、毛嫌いしてますので、電話してこないようにお願いします。人の表面を削り取って利益を得るのは、性に合わない。

やや、レッドブルからの電話でしたｗ

耳に飛び込んできたのはオネーチャンの声。
声からして２０代前半です。
それを認識した瞬間、私のテンションは極限まで急上昇！！！
脳裏には山本梓さんのグラビアを思い描いています！！！（ちなみに山本梓さんは30歳です・・・30歳なのにそうは見えないところがまた良いｗ）

・・・
・・・
・・・ですが、その直後に、メッチャ事務的で、明らかに原稿棒読み状態に、テンションが地の底まで落ちていきました。
さすがの私も「はあ。そーです。・・・はあ。・・・はあ。」としか答えられませんでしたｗ
若干の雑談を期待してオネーチャンを笑わせるオヤジギャグを瞬間的に4つほど思い浮かべたのですが、どうやら今回は連絡先の確認、本人確認だけが目的のようでした。

ボックスカートレース当日の審査員には、是非、山本梓さんをお願いいたします。

仕事のブログがこんなんでいいのか？（笑）

さてさて。
公式サイトにて出場チームが発表されてます。
レッドブル・ボックスカートレース公式サイト

「ちゃぶ台のある生活」というのが私のトコです。

われらが愛知県勢は5チーム。
そのうち、私のトコを含めて4チームが某イベント関係者である事は機密事項です（笑）。
誰か裏金でも使ったか？ｗ

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2011/12/21 (Wed) Red Bull Box Cart Race

第2回レッドブル・ボックスカートレース出場決定！！

先日エントリーしたRED BULL BOX CART RACE。
事務局から通知が来まして、
審査を通過して出場権獲得
となりました

「ど～しても出たい！！」って事で、エントリー書類の作成には力を入れました。
イラストレーターでイージーに仕上げてしまうと、かえって審査員の方々の目に留まりにくいだろうと思いまして、敢えて手描き。メッチャ久しぶりにガッシュを引っ張り出しました。
どこかに行ってしまったと思っていた文字書き用のクソ高い筆も一緒に出てきました（笑）。ラッキーｗ（ちなみに所有する中で一番高い筆は￥１８０００です）

前回の大会の審査では、DVDを送ったチームとか模型を送ったチームとかいたそうで、私も何かそういった手間を掛けられないかと考えました。
でも、ドデカイ箱とか送って気合が空回りしすぎるのもどうかと思いまして（笑）、さり気なくミニチュアの写真を添える程度にしました。

この審査は、たぶん「単に面白いカートの絵」を送ってもダメなのでしょう。（シランけど）
レースの採点基準は、ドライバー＆チームのパフォーマンス、カートの仕上がり、走行タイムです。この中で最もどうでもいいのは「走行タイム」でしょうね。（シランけどｗ）
仮にものすごく面白いアイデアのカートだったとしても、ステージの上では突っ立っているだけのチームかもしれませんし、スケッチとはかけ離れたイメージのハリボテしか作れないかもしれません。

審査員の方々に「このチームは何かやってくれそうだぞ！」と思わせる事が重要なのではないでしょうか！？

さてさて、私にはイロイロな目論見がありまして、カートの製作は「ロゼ」として行います。（ちなみにチーム名はロゼではありません）
このブログとは別に特設ブログを作ろうかとも考えたのですが、更新が大変になるのでｗ進行状況はこのブログで紹介していこうかと思います。
今後このレース関連の記事は「Red Bull Box Cart Race」のカテゴリでご紹介します。

・・・えっ！？　ど～ゆ～デザインなのかって？？？

ヒミツにするわけでも引っ張るつもりでもないのですが、現時点ではまだ事務局から直接の連絡が来ていないので、今後のアピールの方法に関しては事務局の方をお話をしてからとします。ﾋﾋﾋ

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