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懸垂幕に筆で文字を書いています。
現場では筆での書き文字はそこそこやっているのですが、工場内で筆で文字を書くのは久しぶりです。
元々インクジェット出力かカッティング貼りで仕上げるつもりだったのですが、敢えて書き文字を選択しました。
そこには、深~いワケがあります(笑)。
懸垂幕で問題になるのは、まずはその耐久性です。
今回製作している懸垂幕は、巾こそ900ですが、長さが11mもあります。
懸垂幕の最上部で幕を吊り下げるバトンは、懸垂幕の重量を全て支える事になります。
懸垂幕はこの自重が問題で、ほとんどの場合は自重によってハトメが外れてしまうか、縫製した箇所が破れてしまうのです。
お客様に良く聞かれます。
「懸垂幕の寿命はどれくらい?」・・・と。
私はなんと、「2ヶ月です」と答えています。
条件によっては何年も持つものですし、むしろ2ヶ月で破れてしまうケースは少ないです。
が、真面目な施工をしても、極端に短命に終わってしまう懸垂幕の、何と多い事か・・・。
私も何度も苦い経験をしてきています。
さてさて、懸垂幕を製作する上で、最も寿命が短いのは、「ターポリンへのダイレクトのインクジェット出力」です。
ターポリンIJ出力を売りにしている業者さんも多いのであまり悪口は書けませんが、縫製の耐久性、表示面の褪色性など、他に比べて最も悪いと思います。価格は安いんですけどね~~~~。
まあ、高さが5m未満の懸垂幕であれば、ターポリンIJで充分だと思いますよ。縫製にもよりますが・・・。
表示を製作するにあたって、最も耐久性が高いのはカッティングでしょう。
ですが、テント生地用のカッティングシートを使うと、かなり高くついてしまうのですよ。
※ちなみに、弊社で使用しているのは中川ケミカルのカッティングシートシリーズの「テンタック」ではありません(笑)
懸垂幕の場合は、表示面の耐久年数よりもテント生地&縫製の問題が大きいので、表示面の製作手段よりも生地の製作手段の選択の方が重要だと考えています。
要するに単純な表示であれば、生地に予算を使い、表示を書き文字とした方が、トータルではお得だと思うのです。
・・・といいますか、今回は生地縫製に予定した予算を使いすぎてしまい(!?)、書き文字となったのでした!?
使用している塗料は、テント生地専用の塗料です。
実は一定以上大きな文字は、カッティングと比べても作業スピードが速いんです。
ご存知でした?
ポッと出の看板屋さんには出来ない技でしょう。ヒヒヒ
日進 看板
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